教えて傘のギモン
「デザイン編 Part2」
- 2012.05.31
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Q:前回は主に傘のデザインが決まるプロセスを紹介した。今回はどんな要素でデザインが成り立つのかを教えて。
A: 大まかに、①機能性重視、②デザイン性重視に分かれる。①は、軽量や、簡単に開閉できる「クイックアーチ(クイックオープン)」、折れにくい骨を使ったものなど。機能を優先するという制約の中でフォルムや柄をデザインすることになる。最近は、高機能の傘への需要は高まる一方。 » 続きを読む
「デザイン編」
- 2012.02.28
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Q:傘のデザインってさまざま。どうやって考えるのかな。
A:著名なブランド(ライセンサー)と、洋傘メーカーが契約を結び生産し、百貨店などで販売する「ライセンスブランド」を例に取ろう。2013年春夏商品であれば、前年の今頃(2012年3月)がスタートライン。... » 続きを読む
「手元編 Part2」
- 2012.01.01
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Q:前回で手元の概要はわかった。ところで、最高級の手元ってどんなもの?
A:一番は、純銀で作った彫金のハンドルかな。銀細工の職人が作ったもので、ハンドルだけで10万円以上!
Q:一般的に売っているものでは?… » 続きを読む
「手元編 Part1」
- 2011.10.01
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Q:手元とは傘を開いたとき持ち手となる部位のことだよね。
A:その通り。洋傘業界では「手元」や「ハンドル」と呼ぶ。でも一般の人に通じる呼び名は「柄」だね。
Q:ところで長傘の手元はなぜアルファベットの「J」のような形なの?… » 続きを読む
「生地編Part2」
- 2011.06.01
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Q: 前回Part1では、生地は原糸と糸の太さ、糸の光沢、織り方、織機の5つの要素の組み合わせで作られると言っていたね。前回は、原糸と糸の太さについて教えてもらったけど、続きは?
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「生地編Part1」
- 2011.03.01
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Q:生地はどうやって作られるの?
A:原糸、糸の太さ、糸の光沢、織り方、織機(織る機械)の5つの要素の組み合わせによって製造される。その組み合わせは無限に近い。傘メーカーのデザイナーや生地メーカーの担当者が話し合って決めるよ。 » 続きを読む
「骨編」
- 2011.01.01
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Q:骨の素材にはどんなものがあるの?
A:鉄、グラスファイバー(GF)、カーボンファイバー(CF)、アルミニウムなどが主流だね。親骨は復元力が強い鉄を使うことが多く、7割を占めるよ。 » 続きを読む