洋傘選びのポイント
かしこい傘の選び方を教えて!
傘選びではトータルコーディネートを念頭において
傘は、ウエアやレインコート、靴やバックなど、日頃あなたが身につけるものとトータルにコーディネートする感覚で選んで下さい。色やデザイン、柄だけでなく、長傘、ミニ傘、晴雨兼用傘…など、その種類や機能面を事前にイメージしておくこともポイントです。
おりからの雨に気付き傘をさす瞬間、パッとお気に入りの世界が広がります。そんなとき、何となくまわりの人たちの視線が、自分に集まってくるのを感じたことはありませんか。そう、傘は雨の日のファッションコーディネートの主役なのです。
傘は、開いたときの光の透過性や内側の色合いによって、さす人のイメージまでも左右します。また、その人の姿勢や体型や顔立ちによっても似合う傘が変わってきます。傘は必ず買う前にさしてみて、鏡に映してみることを忘れないで下さい。
用途に合わせていろいろな種類の傘を使い分け!
- ★雨傘
- ★日傘(パラソル)
- ★晴雨兼用傘
- ★長傘
- ★ミニ傘
- ★折りたたみ傘
- ★手開き
- ★ジャンプ式 ※選び方のコツは“あなたらしさ”が表現できる傘を選ぶこと。必ずさして鏡に映して!
傘選びのチェックポイントを教えて!
チェック時には必ず傘を開き細部を確認!
傘選びのチェック時には必ず傘を開き、開閉操作がスムーズか、生地の張り具合はしっかりしているか、糸のほつれはないかなどが大切なチェックポイントとなります。また、折りたたみ傘やミニ傘の場合は、開いたときにガタつきがないかもしっかりとチェックして下さい。
チェックポイント!□ 開閉はスムーズですか?
□ 生地の張り具合はしっかりしてますか?
□ 糸のほつれはありませんか?
□ 開いたときにガタつきはありませんか?
(折りたたみ傘やミニ傘の場合)
丈夫な傘を簡単に選ぶには?
JUPAマークがついているか必ず確認しましょう
じっくり選んだお気に入りの傘は、長く大切に使いたいものですが、JUPAマークが付いていれば安心です。JUPAマークは、品質、性能、ファッション性 などを保証する印です。ご購入の際には必ずこのマークがついているかどうか確認しましょう。JUPAマークは、品質表示カードと、傘の中縫片布でご確認い ただけます。品質表示カードには、製造者または取り扱い者名と連絡先が明記されていますので、アフターサービスのために保存しておいて下さい。
お気に入りの傘のお手入れの方法は?
ご使用時の注意
傘が濡れたままだったり乾燥が不十分だったりすると、生地の変色や骨の結合部にサビをもたらす原因となる場合があります。使用後は傘を広げ、十分に湿気を 取り除きましょう。パラソルの場合も陰干しにして、湿気の少ない場所に保管しましょうまた、たたむときに生地の表面をこすり過ぎると、表面のはっ水加工や UVカット加工に傷がつき機能が低下する原因となりますので注意しましょう。車の中に放置するのも避けるべきです。車の中は高温多湿になりがちで、生地の 変色や骨の変形を起こすこともあるからです。
長傘の場合:2〜3度軽く振って生地をほぐしてから開きましょう。折りたたみ傘やミニ傘の場合:シャフト(中棒)を完全に引き出して開きましょう。
特にミニ傘は手元とシャフトを一緒に持つようにして下さい。
携帯時には共袋を使用しましょう。
むき出しの傘をバックに入れておくと傘生地がすれたり、ホコリがついたりしますので共袋に入れておきましょう。
但し、使用後は袋にいれたままにせずに、必ず陰干しをしましょう。
※完全に乾かす
※たたむとき生地をこすらない
※車の中に放置しない!
お気に入りの傘が故障しちゃった!
お買い求めのお店にお持ち下さい
傘が故障した際には、まずお買い求めのお店にお持ち下さい。また、品質カードを保管しておくと、何かあったときのお問い合わせに大変便利です。販売店が不明の場合は、日本洋傘振興協議会までお問い合わせ下さい。
「晴雨兼用傘」って?
紫外線からお肌を守ります。
ファッションアイテムとしても人気です。
晴雨兼用傘は、パラソル(日傘)の分類で、撥水加工を施したものを指します。最近では、色や柄もバラエティに富み、ファッションアイテムとして、そして不 意の雨の時にも使用できることから、非常に人気が高まっています。ただ、本来パラソルの機能がメインで、繊細な生地を使用していますので、雨傘に比べると 撥水・防水効果が低くなっております。
本格的な雨の際には雨傘のご使用をお薦めします。
パラソル・晴雨兼用傘がいま人気急上昇。洋傘も“衣がえ”が常識に
傘でUV防止ができるの?
「紫外線防止加工」表示を確認しましょう。
JUPA基準に準じた晴雨兼用傘なら90%以上の紫外線をカットします。