年頭所感

 明けましておめでとうございます。
 旧年中は日本洋傘振興協議会の諸活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて昨年の当業界を取り巻く環境は、消費増税後の反動が一段落したとは言え個人消費の回復の足取りは重く、一部の富裕層の高額消費とインバウンドのいわゆる“爆買い”が注目を集めました。一方で、大都市圏と地方・郊外など店舗の立地等での売上格差が大きく、総じて売上高は伸び悩み、円安による輸入物価上昇等の業界へのマイナス材料もあるなど、厳しい環境の中で推移しました。
 しかし、貿易の関税を撤廃するTPP交渉が大筋で合意に至った事や、2020年の東京でのオリンピック開催に向けて外国人旅行客が着実に増加しつつある事などから将来に向けた明るさもあります。一部の大企業の好業績が波及し、広く景気の回復が実現する様願いたいと思います。
 当協議会は、本年も会員企業の皆様とともに、環境変化に対応してより確かな品質を追求し、世の中に貢献して参りたいと存じます。
 皆様には当協議会の運営に対しての一層のご理解とご協力をお願い申し上げますと共に、会員企業各社のますますのご繁栄と皆様のご健勝、ご発展を併せて祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。



日本洋傘振興協議会
会長 若林 康雄

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