小田急百貨店藤沢店 服飾雑貨売場販売員 中原 八千代さん

2016.07.12

「顔を引き立てる」傘を提案 探していた1本に出会える売場

神奈川県内のJRの駅では、横浜、川崎などに次いで5番目に1日の乗降客数が多い藤沢駅。10年前から約1万1000人増えて2014年度は10万5000人を超えています。小田急線、江ノ島電鉄のターミナル駅でもあり、発展が続く同駅。駅前の小田急百貨店藤沢店で洋傘売場を担当するアンブレラ・マスターの中原八千代さんに、売場の魅力や接客の心得をうかがいました。


どんな売場ですか?

■注目のアイテムは耐風傘と遮熱傘

中原さん:毎年5~6月の最盛期には約2000本の雨傘やパラソルを展開しています。雨傘で注目のアイテムは「軽量ミニ傘」と「耐風傘」です。軽量ミニ傘は骨が3段に折れてコンパクトにたためるタイプ。最近は驚くほど軽いものが増え、女性を中心にとても人気があります。一方、耐風傘は風を逃がしやすい構造が特徴。まだご存じない方も多く、その機能を説明すると、驚かれたり、興味を示されたりします。風が気になる日も多い今、売場でもイチオシのアイテムとして訴求。紳士用の耐風傘をご主人に買って行かれる奥様もお見かけします。
 
―― 日傘に関してはどうですか?
中原さん:売れ筋は、遮熱、遮光、UVカット機能が付く多機能タイプですね。特に遮熱機能を持つ日傘がおすすめです。私自身も昨年夏に購入しました。職場の同僚が皆使っており、「差していると全然違う」「日陰みたいだよ」というので、それほど言うならと使ってみたらビックリ。体感温度を抑えられ、歩くのが本当に楽になります。
 
―― 売れ筋の色柄は?
中原さん:メインの客層である50~70代の女性には表は無地、裏は花柄の傘が人気です。背景には、表地に大きな柄がある傘にはやや抵抗感を覚える一方で、無地だけでは寂しいと感じるお客様の心理があります。裏地が花柄であれば、開いた時に内側が華やかになり、隠れたお洒落として楽しめます。派手すぎず、かといって地味過ぎない、ちょうど良いバランスが支持されている理由でしょう。




どんな接客が受けられますか?

■荷物だと思っていた傘が、ファッションアイテムに

中原さん:雨の日はバッグや買物袋に加えて、さらに傘を持つことになります。持ち歩く荷物が増えることから、傘を邪魔者扱いしがちかもしれません。しかし、傘は顔映りに影響する重要なファッションアイテム。その色によって顔を明るく見せることもできます。私は化粧品売場担当の経験が長く、その後の服飾雑貨売場ではストールなど顔周りの商品も担当し、女性の顔を引き立てるためにどうすれば良いかを常に考えてきました。傘についても自分の経験を活かし、人によって異なる「似合う色」「顔映りが良くなる色」を選ぶことを心がけています。
 
―― 傘は機能の説明も重要ですね。

中原さん:売場では、色柄選びもさることながら、どの傘にどんな機能があり、他の商品とどう違うのかの見極めがポイントになります。お客様が見ても、その差異がわかりにくい場合もあります。当店の売場に来ていただければ、お客様のニーズに合った機能を持つ傘を提案するとともに、それぞれの傘の違いも明確にお答えします。例えば、「同じ軽量傘だけど、こちらはUVカット機能が付いている」「似たような色柄だが、こちらはカーボン骨を使っている分だけ軽くて丈夫」など。そうした売場のプロならではの説明を通じ、お客様の傘選びを的確にナビゲートします。


 




アンブレラ・マスターから購入するメリットは?

■お客様一人ひとりの傘事情をサポート

中原さん:傘の部品、素材、構造、製造方法など、傘に関することを深く学び、習得することで、はじめてアンブレラ・マスターの資格試験に合格できます。私たち有資格者は傘に精通するプロの販売員として、お客様に最適な1本を提案するだけでなく、その扱い方、アフターケアも含めて、傘に関する様々な相談にも答えられます。そうやってお客様一人ひとりの傘事情をサポートできることも、アンブレラ・マスターの接客を受けるメリットだと考えています。まだ私も知識が十分ではありませんが、今後も傘のことを継続して勉強し、お客様のお役に立てればと思っています。
 
―― 売場にはプロの接客を求めて、様々なお客様が来店されますね。
中原さん:昨年(2015年)の夏の終わり頃に来店された高齢の女性が、印象に残っています。日傘をご要望でしたが、夏も終盤のため品数が少なく、特に明るい色がほぼゼロ。長い時間をかけて誠心誠意接客しましたが、結局似合う色を見つけられず、購入には至りませんでした。ただ、私の接客を気に入っていただけた様子で、「来年、明るい色の傘が多い時にまた来るわね」とおっしゃっていました。どんな状況でも最善を尽くす大切さを改めて知った気がします。今は、その方が再び来店されるのを楽しみに待っております。
 
―― 最後に売場のアピールをお願いします。
中原さん:傘のプロの接客とともに、当店が自信を持っているのは、多彩な品揃えです。長傘から折りたたみ傘まで様々な機能、色柄の傘が並び、晴雨兼用日傘から、本格的な雨にも対応可能な雨晴兼用傘、さらに、ファッション性に富んだ純パラソルまで、充実しています。こうした豊富なラインナップだからこそ、多様化するお客様のニーズに合った傘が見つかります。求めていた1本を探しに、ぜひ売場にいらしてください。



アナタにとって傘販売のプロフェッショナルとは?

部品、素材から構造、製造方法、職人の技術まで、傘のことならすべてわかるのがプロフェッショナル。今後もしっかり勉強し、接客を通じて当店で扱う傘の良さを伝えていければと思います(中原さん)

   

店舗紹介

小田急百貨店藤沢店

住所:神奈川県藤沢市南藤沢21-1
TEL:0466-26-6111
アクセス:江ノ島電鉄藤沢駅直結、JR・小田急線藤沢駅徒歩1分


※記事の内容は2016年7月現在のものです。

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