正しい傘の使い方

ふだん、何気なく使っている傘ですが、実は、その1本1本は40~50個のパーツから出来ています。このパーツの数は、ファッションアイテムとしてみても異例の多さです。だから、「丈夫であることがあたりまえ」のように思われがちな傘は、非常にデリケートなものでもあるのです。もちろんメーカーも使いやすさと耐久性の向上については充分に研究し、製品に反映させています。しかし、長持ちさせるためには、やはり丁寧に扱ってあげることが重要です。
ただ、いざ「正しい傘の使い方」となると、意外に知られていないもの。ムリな使い方をするとトラブルの元となります。こんなことに心あたりはありませんか?

急な雨でムリに傘を開いたりしてませんか?

生地が絡んで骨が折れたり、傘全体に負担がかかる原因となります。
正しい使い方→傘を開くときは必ずウォーミングアップしましょう!

傘をまわしたりしてませんか?

傘をまわすとハンドルやロクロに遠心力がかかり大きな負担となります。
正しい使い方→傘をまわすのはやめましょう!

振りまわしたり、杖代わりに使ったりしてませんか?

傘はゴルフのクラブや杖ではありません。特に振りまわすのは、まわりの人にも危険ですね。
正しい使い方→傘は振りまわしたり杖代わりにしないこと!

ハンドクリームや日焼け止めクリームがついた手で傘をもったりしてませんか?

これらのクリームによってハンドルが色落ちしてしまうこともあります。
正しい使い方→クリーム類のついた手で傘は持たないようにしましょう!

使用後に強く水切りしてませんか?

これもよく見る光景ですね。でも実際はすごく傘に負担がかかっています。
正しい使い方→水切りはやさしく!

傘をたたむ時、生地を締め付けたりこすったりしてませんか?

生地表面の加工がとれてしまいます。
正しい使い方→たたむ時もやさしく!

傘を車中に放置してませんか?

骨が錆びたり、熱で曲がってしまったりすることがあります。
正しい使い方→傘は車中に放置しないで!

傘を濡れたままにしていませんか?

水気は傘の大敵です。骨が錆びたり、生地がいたんだりします。
正しい使い方→使用後は必ず陰干しをしてください!

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