小田急百貨店町田店 水上 真美 さん

2011.07.20

JR横浜線と小田急線が交錯する町田駅(東京都)には、大小の商業施設が集積し、古くから繁華街として栄えています。そんな町田駅のショッピングシーンを代表するのが小田急百貨店町田店。安心してお買い物ができるお店として、地域の人たちに愛され続ける同店・洋傘売場にアンブレラ・マスターを訪ねると、なるほど!愛される理由がわかってきました。

Q.傘は好き?
A. 大好きです。傘を担当する以前は何も気にせず、1本の傘を使い続け、飽きたら次、あきたら次を繰り返していました。でも、今は違います。自宅の傘立ては、あふれんばかりのあり様です。常時、12~3本はあるのではないでしょうか。自分で使ってみて、愛着が湧かないと、本当に自信を持ってお客様にお薦めできないので・・・。売場で、自分が気に入った傘が売れた時は、なによりも嬉しい気持ちになります。

Q.傘を扱っていて一番うれしいと感じるときは…
A. 傘をご購入されたお客様が、再度、売場にお越しいただくことも多いのですが、「あなたから買った傘が、友人からすごく褒められたわ」といったお話をお聞かせいただくと、最高にうれしいです。

Q.アンブレラ・マスターを取得されたキッカケは?
A. 売場に配属された新入社員の教育補佐をしていた頃、その新人が教育の一環としてアンブレラ・マスターを取得することになりました。しかし、補佐する私自身が持っていないのもおかしい、ということで受験することになりました。ネームプレートの下に「アンブレラ・マスター」と表記していますが、お客様から「それは何ですか?」と、ときどき質問を受けます。ご説明すると、お客様も納得されて、より信頼していただけることが多いので助かります。

アンブレラ・マスターの水上真美さん。 胸のネームプレートの下には、アンブレラマスターの称号が。

Q.どのようなお客様が多いですか?
A. 午前中は、60代前後のお客様がほとんどです。午後は、主婦の方が中心で、夕方は、仕事帰りの方と、時間帯によってお客様の層が分かれます。 特に、お客様には、週に何回ご来店いただいても飽きることのないよう意識しています。

Q.売場の規模は?
A. 梅雨時期で常時、雨傘が約1,000本(うち長傘400本、折傘600本)、晴雨兼用日傘も約1,000本を取り揃えています。充分に選び応えのある本数かと思います。レイニーデイズフェア(春、夏、秋の年3回実施)では、天井から傘をつるしたディスプレイをしたり、人気のレインコートとともに品揃えを増やし、毎回、大好評です。

Q.どんな時に傘はよく売れますか?
A. 朝から雨が降った日の方が良く売れます。急に降り出して傘がないから買うのではなく、すでに傘を持っている方が購入されます。もしかしたら、傘を使おうとしたら色がくすんでいたり、洋服はきちんとしているのに手に持つ傘が合わず恥しいとか、あるいは、洋服がフラワープリントなのに傘は水玉でマッチしていないとか、そうしたことに、雨の日は気付かされるのかも知れませんね。

Q.傘売場の雰囲気は?
A. 多くのお客様にお越しいただき、とても活気づいています。スタッフはみなニコニコと笑顔が絶えず、元気のある売場です。コミュニケーションをよくとり、スタッフ間でも「ありがとう」の言葉は忘れずにかけ合っています。このような雰囲気が、お客様にも伝わっているのではないかと思います。お客様お一人ひとりと丁寧に接することで、ご満足いただくことが何より大切と考え、地域のお客様に心ゆくまでお買い物を楽しんでいただけるよう、スタッフ一同、心がけています。


アンブレラ・マスター おすすめの傘

女性の永遠の憧れであるピンク。濃い目のものを「おとなピンク」と称してお薦めすると、ヴィヴィットカラーが苦手な方にもスッと受け入れていただきやすくなります。 珍しいレースがらの多間傘。瀟洒な雰囲気を漂わせ、貴婦人に相応しい一品です。


店舗紹介

小田急百貨店町田店

住所:東京都町田市原町田6丁目12番20号
TEL:042-727-1111(大代表)
アクセス:小田急線「町田駅」に直結。
ホームページ:http://www.odakyu-dept.co.jp/machida/
概要:
近郊に住宅街を擁する町田駅は、小田急側だけでも1日約30万人が乗降し、小田急電鉄線内では新宿駅に次ぐ利用者数を誇る。そのような立地条件に恵まれた場所で、地域密着型の百貨店として、地元住民を中心に息長く親しまれている。


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※記事の内容は2010年6月現在のものです。

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