G.R.C(グラック)  村田 香織さん

2013.04.23

G.R.C.(グラック) 村田 香織さん
神奈川県のほぼ中央に位置する厚木市。商業施設が集まる小田急線「本厚木駅」に隣接する本厚木ミロード1の正面入口右に、服飾雑貨店「G.R.C.(グラック)」は店を構えています。同店では、シーズンアイテムを中心に靴やバッグなど服飾雑貨を提案する中、元々洋傘専門店だったこともあり、雨傘、パラソルも数多く展開。店長で、アンブレラ・マスター資格取得者の村田香織さんに、傘へのこだわりについて聞きました。


幅広い年齢層に対応したラインナップ

Q.どのようなお店ですか?G.R.C.(グラック)
A. 首都圏や大阪、名古屋に服飾雑貨店を約40店舗展開する「グレートブリテン」が、本厚木ミロード1でショップ名「G.R.C.(グラック)」として運営している店舗です。特徴は傘のバリエーションと本数が充実していること。同店は本厚木ミロードが1982年の開業した当初から店を構え、その当時は洋傘専門店でした。その名残もあり、傘は秋冬の一番少ない時期でも常時600本程度は取り揃え、全商品の2~3割を占めています。春夏になるとこれにパラソルが加わり、最盛期には1200本以上となり、6割が傘となります。昔からの常連の方にとっては、「傘の店」というイメージが強いようです。

Q.客層を教えてください。
A. お客様はほとんどが地元、厚木在住の方々。小田急線沿線の秦野駅や相模大野などからも来店していただけます。開業当時ヤングミセスだった方で常連になり、年配になられた今でも通われる方が非常に多いです。平日の午前中はそんなミセスの方々がメインで、夕方になるとOLや学生の方々が目立つようになります。週末はファミリーやカップルでも賑います。幅広い年齢層のお客様が気軽に立ち寄れる店です。

Q.商品の種類や数も幅広くなるのでは?G.R.C.(グラック)
A. 幅広い世代の対応するために、確かに商品のバリエーションは多様化しています。基本的な店作りでは、若いOLからヤングミセスまでというイメージで作り込んでいますが、年配の方が来店されて買うものがないという事態は避けたいので、傘の品揃えでもその方たちの好みを反映させた幅広いラインナップを取り揃えています。全体の傾向では年齢層に関係なく、ジャンプ傘、軽量傘、耐風傘など、機能的な傘に人気があるようです。




雑貨店でも求められるCS

地元で愛されている服飾雑貨店では、お客様に対して常に気を配っています。村田さんのモットーは「お客様のニーズを満たすこと」。接客の時にも、品揃えにしても、とにかくお客様が求めていることに対し、できるだけ応えるようにしています。

 

G.R.C.(グラック)
Q.普段の接客で心掛けていることは?
A. できるだけお客様のニーズに応えることですね。昔の雑貨店はお客様にあまりお声掛けをせず、自由に買い物を楽しんでもらう、いわゆる「セルフ」という接客スタイルが主流でした。でも、今は雑貨店でもCS(顧客満足度)が求められる時代。スタッフの助言が欲しい方もいらっしゃるので、傘を開こうとしているお客様には、「よかったらお開きします」とひと言声を掛け、その後きっかけがあれば傘の説明もしますし、相談にも乗ります。

Q.品揃えでもお客様のニーズを重視されている。
A. 雑貨店はアイテムが何でも揃っているイメージがありますよね。傘でも同様で、お客様は傘以外のレイングッズの品揃えも期待して来店されます。だからそのニーズに対応するために、どんどんグッズが増えていきます(笑)。レインブーツやレインコート、傘袋はもちろんのこと、バッグのレインカバー、レインハット、傘立て、自転車の前カゴのカバーやサドルのカバーまで……。できる限り周辺グッズも揃えるようにしています。

Q.傘の専門店かそれ以上の品揃えにするメリットは?G.R.C.(グラック)
A. 「傘に関連するグッズであればG.R.C.に行けば何とかなる」というイメージが地元では定着しているので、台風や大雪の予報が出れば、多くのお客様が来店され、ブーツやコートを購入されるし、トップシーズン以外の例えば冬場で晴れの日が続いても、1日3、4本傘が売れたりします。雑貨店でありながら「傘の店」のイメージがある利点でしょうね。




雑貨と演出するトータルな世界観

G.R.C.ではディスプレイにも力を入れています。お客様に店のコンセプトや世界観が伝えられるような演出。店内ではところどころに傘と他の雑貨によるコラボレーションディスプレイが展開され、お客様のアイキャッチに一役買っています。


 
G.R.C.(グラック)
Q.お客様は喜ばれるのでは?
A. 店内に数カ所設けたディスプレイスペースでは、必ず傘を使って、他のバッグや服飾
小物と組み合わせ、そのときのシーズンの雰囲気やトレンド性を打ちだすようにしています。レイングッズだけでな

く、バッグや小物を使うことで、カワイイ雰囲気から大人っぽい世界まで様々なバリエーションを提案できることが、服飾雑貨店の強みですね。お客様に傘と雑貨によるトータルな世界観をアピールすることができます。


Q.品物の点数が多い中で気を付けている点は?
A. シンプルにスッキリしたレイアウトにすることですね。例えば基本的なことで
すが、過度に凝ったディスプレイにしないことや、陳列ではプライスの札が見えないように隠すこと、品物の間隔をできるだけ開けて、ゆったりとした雰囲気を出すことなどをポイントにしています。


Q.来店すれば買物を楽しめて、自分の欲しいものが見つかりそうですね。
A. 先日も卒業式を間近に控えた学生のお嬢様とお母様が来店されました。当日は天候が悪そうで傘が必要とのこと。ただ、着物を着るし、荷物も多くなる。何か良い傘はないかということで、ちょうど多間(多骨)のジャンプ傘があったのでオススメすると、和のテイストにも合うし、荷物が多くても片手・ワンタッチで開けるということで、喜んで購入されました。こうして当店のラインナップだからこそ、ニーズに合った品物が見つかるケースは他にも数多くあります。


Q.アンブレラ・マスターとして、傘の正確な説明もできます。京成百貨店
A. 当社では洋傘に関する社内教育が充実していて、全社員、傘の知識は十分に持っています。ですから、傘に関連した説明であれば自信を持って応えられます。さらに、アンブレラ・マスターの資格と店頭に掲出した盾があることで、お客様により信頼していただけるというメリットがあります。ただ、資格や知識も必要ですが、同時に心掛けたいのは来店された方々を大切にし、親切にすること。それこそが接客の最も重要なことだと思います。



アナタにとって傘販売のプロフェッショナルとは?

お客様が求めるニーズに答えられる人(村田さん)

当店イチオシの傘
  当店イチオシの傘

店舗紹介

G.R.C.(グラック)

住所:神奈川県厚木市泉町1-1 本厚木ミロード1F
TEL:0462-30-3177
アクセス:小田急線本厚木駅下車 徒歩1分
ホームページ:http://gb-grc.co.jp/
概要:1907(明治40)年、履物屋として創業。1979年に洋傘の製造・販売を開始。3年後に本厚木ミロードにG.R.C.が洋傘専門店としてオープンし、時代とともに服飾雑貨を扱うようになる。地元の人には「傘の店」として人気を集めている。
 


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※記事の内容は2013年3月現在のものです。

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